(c) Adobe Stock
7月の参院選で自民党が大敗し、与党が参院でも少数与党となった。米国のトランプ政権と日本は関税で合意したものの、今後のマーケットはなお不透明感が漂う。 どの銘柄を選び、いかに資産を増やすべきか。この夏に苦悩する投資家たちも多いことだろう。株価が乱高下すると、狼狽してしまう人も少なくない。 今回、クローズアップする「なのなの」氏(@nano_nano2001)は、関税の影響で市場が動揺する中でも冷静に買い時を見極め、資産を増やす。 では、激しい相場の変動にも慌てず、着実に資産を築くにはどうすればよいのか。なのなの氏にポートフォリオと今後の投資戦略について話を伺った。 みんかぶプレミアム特集「トランプ関税 買い時?激動ニッポン」第4回。 (取材日は7月13日)
「柔軟性」が高いポートフォリオ
ーーなのなのさんのポートフォリオについてお聞かせください。 私の投資ポートフォリオは、配当利回りを高水準に保ちながら、幅広いセクターに分散することでリスクを適切に管理。特定の業界に偏らず、突然の相場変動にも耐えられるよう、バランスを重視した構成を心がけています。 製造業や金融、テクノロジーなどさまざまな分野に投資を分散させることで、市場環境の変化にも柔軟に対応できるよう工夫しています。 以下に、2026年6月9日時点での保有銘柄の上位20社をご紹介します。 ※現在値は、取材時点の終値ベース ・東京きらぼしFG(7173) 現在値:6,760円 取得値:2,005円 持株数:300株 ・ANYCOLOR(5032) 現在値:4,790円 取得値:2,833円 持株数:400株 ・アルファポリス(9467) 現在値:1,505円 取得値:189円 持株数:900株 ・東京海上ホールディングス(8766) 現在値:5,765円 取得値:1,698円 持株数:200株 ・ユタカ技研(7229) 現在値:2,589円 取得値:1,817円 持株数:400株 ・ネットプロテクションズホールディングス(7383) 現在値:694円 取得値:188円 持株数:2,000株 ・ソフトバンク(9434) 現在値:216.8円 取得値:132円 持株数:5,000株 ・三井住友フィナンシャルG(8316) 現在値:3,650円 取得値:1,219円 持株数:300株 ・MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725) 現在値:3,124円 取得値:1,039円 持株数:300株 ・沖縄セルラー電話(9436) 現在値:5,020円 取得値:1,664円 持株数:200株 ・西部技研(6223) 現在値:1,559円 取得値:1,629円 持株数:600株 ・SRAホールディングス(3817) 現在値:4,615円 取得値:2,359円 持株数:200株 ・日本特殊陶業(5334) 現在値:4,966円 取得値:1,976円 持株数:200株 ・ジャックス(8584) 現在値:4,190円 取得値:2,500円 持株数:200株 ・シェアリングテクノロジー(3989) 現在値:1,076円 取得値:587円 持株数:700株 ・カドス・コーポレーション(211A) 現在値:4,720円 取得値:2,703円 持株数:200株 ・GMO TECH(6026) 現在値:6,900円 取得値:2,735円 持株数:100株 ・住友商事(8053) 現在値:3,709円 取得値:1,665円 持株数:200株 ・ベース(4481) 現在値:3,340円 取得値:2,707円 持株数:200株 ・伊藤忠エネクス(8133) 現在値:1,846円 取得値:1,610円 持株数:400株
単なる高配当狙いではなく、将来のキャピタルゲインも
ーーポートフォリオの中でも特に注目している銘柄はありますか? まず、アルファポリス(9467)は外せません。出版やデジタルコンテンツ事業を展開する同社は、電子書籍やコンテンツのデジタル化トレンドを背景に、目覚ましい成長を遂げています。 PERは約20倍と割安高感は少ないものの、市場拡大の恩恵を受け、今後も株価上昇が期待できます。 次は、東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)。地域金融機関としての安定した収益基盤に加え、フィンテックや地域経済の活性化への取り組みが光ります。 配当利回りは3.5%前後と魅力的で、成長性と安定性を両立した銘柄としてポートフォリオの軸に据えています。 これらの銘柄は、単なる高配当狙いではなく、将来のキャピタルゲインも見据えることができる点が魅力ですね。 ーーなのなのさんが保有している銘柄数や割合などについてお聞かせください。 日本株が約400銘柄、米国株が約80銘柄で構成されており、資産全体の約35%を米国株が占めています。日本市場の安定感を基盤にしつつ、米国市場のダイナミックな成長を取り込めればなと。 特に、幅広い業種の銘柄を保有することで、仮にグローバルな関税政策や経済変動が起きた場合でも、リスクを抑えつつリターンを追求できる構造にしています。 米国株では、成長セクターへの投資を重視しつつ、ETFを活用してリスク分散を図っていますね。
